useful123 (useful123) wrote,

「半沢」でスカっとは二流の人

りるかだ。
 もしも不足するなら確実に僕らが出ないといけない。
 出れば、魔族との交渉が難しくなる。
 
「面白いですわ、あの怪物。基本四属の魔術の内三つを実質的に無効化しています。ヒューマンを混ぜこねただけみたいな出来損ないにしてはよく出来ています。単なる副産物か、そこまで見込んでの事なのか……」

 ふうん。
 澪の言葉に下を向いていた顔を起こした。
 基本四属ねえ。
 地水火風の四属性の事だ。tumi 財布 人気
 中位以上の精霊が確認されていて使い手も多い事からそう呼ばれている。
 確かに。
 水と土と風を打ち消したり、飲み込んで自分の力にしたりしていた。
 気持ち悪い外見の割に中々高性能だ。
 見ていると、急に紫側の魔術の威力が跳ね上がった。
 一気にだ。
 特に何をしていた様子も無かったのに、こんな強化は有り得るのか?
 ……ああ。
 僕はその可能性に気付いた。

「祝福、か」

「そのようです。でもあの状況で威力だけが上がってもあまり意味はありませんわ。だって全部攻撃魔術ばかり、それに倍率だけ増えても有効属性の火の含まれる割合が少な過ぎます。あれでは却って勢いがついてしまうだけです」

 呆れた澪の声。
 戦況は彼女の言葉に合わせる様に動く。
 弱るどころか活性化したと言われても納得の、勇猛な叫び声を天に向けて放ったイルムガンドは振り返って紫の軍団に突っ込んでいった。
 結構な瞬発力だ。
 さて。
 当面は生徒の出番も無さそうだし。
 この騒ぎの利用方法だ。
 魔族にとってこれを成功(何をもって成功なのかわからないけど)させる事はそれなりに重要な訳で。
 ロナは、だから僕に黙ってこの行動を起こしたと思う。
 ケリュネオンは欲しい、でもこの混乱を最後まで見逃すのは出来ない。
 そうなると僕はどう振舞うべきなのか。
 引き裂かれていく学園の戦力をぼ~っと見ながらまとまらない自身の考えに苛立つ。

「若、大体把握できましたぞ。あの怪物どもは五十前後街に出現している模様。どうやら転移陣や補助転移陣が積極的に破壊され、また目標とされています。周辺都市も数は少ないですが同様の傾向です。そして念話の妨害が弱いながら始まっている様子。こちらは……学園都市ではまだあまり見られていないようですが周辺都市から徐々に円が狭まるように始まっておりますな」

 巴、早いな。
 しかも周辺都市の状況まで掴んだのか。
 恐ろしい人たちだ。
 
「そうか。戦闘の具合は?」

「よくありません。思ったより平和ボケしていたのか、未だ一つも倒せていません。学園内部の転移陣に向かっている個体についてはかなり足止めが出来ているようですが、他はかなりの被害が出ています」

 あらら。
 そっか、苦戦か。
 あいつだけじゃなくて他の個体も魔法の無効化やら何やらしてくるとなると学生や術師にはやり難い相手かもしれない。
 学園の面子丸潰れの結果になりそうだ。
 無理もない。tumi ブランド
 ここ、ひたすら平和だったからなあ。
 ツィーゲやベースに比べたら緊張感なんて無いに等しい。
 識の報告に僕は鎮圧に加わらないとまずい状況なのを理解した。

「若様、あの連中壊滅しましたわ」

 と。
 澪から嘆息混じりの全滅のお知らせが届く。
 紫ーズ、餌にしかなってないなんて弱すぎるだろうが。

「ジン達は加勢しなかったのか?」

「いえ、加勢はしたのですけど、ちょっと戦い方が駄目ですわね。試合の時みたいに動けてませんわ」

 珍しいな。
 エリスから色々報告を受けている中だと、あの子達は魔物相手でもちゃんと動けているって事だっ
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